シャンプーもいろいろあってどれにしようか迷っているという方も多いと思います。
そこで選択肢を絞るためにある程度信頼できる薬用シャンプー(医薬部外品)を選ぶという方も多いと思います。
薬用シャンプーと言えば厚生労働省が認めたものである程度効果が期待できます。
シャンプーもいろいろありすぎるのでそういった形で絞るのも一つの方法ですね。
ただ、薬用でなくても良いシャンプーもいっぱいありますがどれが良いのかわからなかったりしますからね。
医薬部外品は効果をうたうことができるのですが、副作用の可能性もあるということも頭に入れておくことが大切です。
といったところで改めて薬用シャンプーについてとおすすめの薬用シャンプーを紹介したいと思います。
薬用シャンプーについて
薬用シャンプーというとある程度安心感がありますがメリットだけでなくデメリットもあります。
そういったところを紹介したいと思います。
「医薬部外品でないもの」・「医薬部外品」・「医薬品」の違いについて
シャンプーも医薬部外品とそうでないものがあります。
そこでこの二つの違いを紹介したいと思います。
わかりやすく「医薬部外品でないもの」・「医薬部外品」・「医薬品」を比較して紹介したいと思います。
医薬品はわかりやすく言うと効果が認められていて高い効果が期待できます。
薬によっては医師の処方が必要になります。
医薬部外品は医薬品ほどではないですが効果が期待できるということが言えます。
この医薬部外品として認められるには「有効成分を一定量配合しないといけない」ということがあります。
そうすることで、医薬部外品として認められ効果効能を記載することができます。
例えばこちらは医薬部外品の「コラージュフルフルネクストシャンプー」なのですが、こんな感じで書かれています。
効果効能のところにフケ・かゆみを防ぐと書かれていますね。
有効成分も書かれていますね。
こういった記載ができるわけです。
ですが医薬部外品でもないシャンプーは効果効能をうたうことができません。
なので医薬部外品はある程度は効果に関して信頼はできるということが言えるのではないでしょうか。
もちろん医薬部外品のシャンプーを使ったからといって必ず効果が出るというわけではないですし、医薬部外品でないシャンプーでも自分には合っているということも十分あります。
というところでメリットもありますがデメリットもあるので合わせて紹介したいと思います。
薬用シャンプーのメリット
▽効果効能をうたうことができる
医薬部外品ということで上で紹介した通り効果効能を記載したりすることができます。
ある程度信頼できるものだということが言えますね。
薬用シャンプーのデメリット
副作用の危険性もあります。
たとえばフケやかゆみを防ぐ薬用シャンプーによく使用されている「オクトピロックス」ですが、殺菌作用が期待できます。
なのでフケの原因に関係している常在菌であるマラセチア菌などが増えるのを抑えてくれる効果が期待できるのですが、逆に必要以上に殺菌してしまうことになって逆に頭皮環境が悪くなってしまう可能性があるということです。
薬用シャンプーに多い効果と成分
薬用シャンプーに多いものとしては
・頭皮のかゆみ
・頭皮のフケ
・頭皮の臭い
を予防するというシャンプーが多いです。
そして、成分でいうと
・オクトピロックス(抗酸化・抗菌成分)
・ミコナゾール硝酸塩(抗カビ成分)
・グリチルリチン酸2K(抗炎症作用成分)
などの有効成分が使用されていることが多いです。
なので頭皮のかゆみ、フケ、臭いが気になるという方はこういった医薬部外品の薬用シャンプーを使うというのは一つの選択肢として良いと思います。
薬用シャンプーだからといって必ず良いわけではない
ここでこういった薬用シャンプーに配合されている成分を見てみると上で挙げたような薬用成分が配合されています。
ですがその他の成分を見ると洗浄成分が強いと言われている成分なども配合されているわけです。
と考えたときに頭皮に刺激を与える可能性もありますし、敏感肌の方には逆に良くないということも考えられます。
そういった方はシャンプー選びも慎重にしないといけません。
▽選ぶポイント
・あなたの目的に合った有効成分が使われたシャンプー
・頭皮に良くないと言われている成分(洗浄力が強い。刺激が強いなど)が極力配合されていない
といったところでしょうか。
薬用シャンプーではなくて頭皮に優しいアミノ酸系の天然由来のシャンプーを選ぶのも一つの選択肢かなとも思います。
もうすでに頭皮のフケやかゆみがひどいということなら、まずは頭皮のフケやかゆみを防げる薬用シャンプーを使って、ある程度抑えられたと思ったら頭皮に優しいシャンプーで頭皮環境を整える方向にシフトするのも良いのではないのかなと個人的には思っています。
私もシャンプーを使い分けたりするときもあります。
実際シャンプーは合う合わないがありますのでまずは使ってみて判断というのが一番ですかね。
私も人気のシャンプーを使っても合わなかったこともありますからね。
それではおすすめの薬用シャンプーを紹介したいと思います。
1.スカルプDボーテ薬用シャンプー
スカルプDボーテ薬用シャンプーはご存知の方も多いと思います。
スカルプDが販売する医薬部外品のシャンプーです。
抜け毛薄毛におすすめというイメージがありますが、今はいろいろなシャンプーを販売していて女性にもおすすめのシャンプーもあります。
7つの無添加で成分を見ても比較的頭皮にも優しくできていると思います。
スカルプDボーテ薬用シャンプーの女性用に「ボリューム」と「モイスト」があるのですが、どちらも使ってみました。
▽スカルプDボーテ薬用シャンプー ボリューム
【有効成分】
ピロクトンオラミン・グリチルリチン酸ジカリウム
フケ・かゆみ向け
▽スカルプDボーテ薬用シャンプー モイスト
【有効成分】
グリチルリチン酸ジカリウム・酢酸DL-α-トコフェロール
2.コラージュフルフルネクストシャンプー
持田製薬グループが開発したシャンプーです。
頭皮のかゆみやフケで悩む方が多く使っている人気のシャンプーですね。
その他の成分を見てもそれほど悪くないと思いますしいいと思います。
【有効成分】
ミコナゾール硝酸塩・オクトピロックス
フケ・かゆみ

3.KADASON(カダソン)スカルプシャンプー
KADASONは脂漏性皮膚炎で悩んでる方向けの皮膚科専門医が監修したシャンプーです。
抗炎症成分のグリチルリチン酸2K、抗菌成分のサリチル酸が配合されているということでフケ、かゆみなどが気になる方にもおすすめです。
実際、脂漏性皮膚炎で悩んでいる方にも評判ですね。
【有効成分】
グリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸
脂漏性皮膚炎
4.クイーンズバスルーム
シリーズ累計100万個突破の人気のシャンプーです。
薬用シャンプーの多くがフケやかゆみ向けということですが、このシャンプーは「くせ毛」というところに着目したシャンプーです。
保湿成分もしっかり配合されていて頭皮にも優しく作られているのでなかなかおすすめです。
【有効成分】
グリチルリチン酸ジカリウム、
くせ毛
5.ミノン薬用ヘアシャンプー
第一三共ヘルスケアが販売するミノン薬用ヘアシャンプーです。
有効成分はグリチルリチン酸2Kで効能はふけ・かゆみを防ぐなどで比較的頭皮にも優しくできています。
【有効成分】
グリチルリチン酸2K
ふけ・かゆみ
6.オブ・コスメティックス 薬用ソープオブヘア 1-R 頭皮ケアシャンプー
国内有名サロンOfHair(オブヘア)薬用シャンプーです。
和漢・洋植物の保湿エキスが20種類配合された天然由来のシャンプーです。
頭皮ケア向けで頭皮にも優しくできていますね。
【有効成分】
グリチルリチン酸2K
頭皮ケア
7.オクト薬用シャンプー
花王が販売するオクト薬用シャンプーです。
もう有名で利用されている方も多いのではないでしょうか。
ふけかゆみが気になる方向けのシャンプーですね。
ただ、ラウレス硫酸Naが多いのはちょっとだけ気になりますかね。
【有効成分】
ピロクトンオラミン
フケ・かゆみ
8.オクトセラピエ(serapie) 薬用スキンケアシャンプー
花王が販売するオクトセラピエ(serapie) 薬用スキンケアシャンプーです。
オクトシャンプーと同じようなかんじですが、フケ・かゆみに乾燥が気になる方におすすめといった感じです。
【有効成分】
ピロクトンオラミン
フケ・かゆみ
9.キュレルシャンプー
こちらも花王が販売するキュレルシャンプーです。
抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kが使用されていてかゆみなどが気になる方向けですね。
シャンプーは安価ですがラウレス硫酸Naなど少し気になるといった感じでしょうか。
【有効成分】
グリチルリチン酸2K
フケ・かゆみ
まとめ
こんな感じで薬用シャンプーでもいろいろです。
有効成分を見ているとピロクトンオラミン・グリチルリチン酸ジカリウム・グリチルリチン酸2Kといったところのシャンプーばかりで、頭皮のフケやかゆみ予防向けのシャンプーが多いです。
ただ、その他の成分を見てみると配合されているものは全然違います。
市販の安価なシャンプーもありますが、頭皮に優しい成分で出来ている少し高価なシャンプーもあります。
この辺りは価格などや成分などをみて比較して選ぶと良いと思います。


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